『ジョジョランズ』ウサギはナランチャの生まれ変わり?共通点と「反対の設定」を徹底比較!

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『ジョジョランズ』を読んでいて、「あれ、この既視感は……?」と手が止まったことはありませんか?
単なる「似ているキャラ」なのか、それとも一巡した世界における「魂の継承」なのか。
今回は、最新6巻までの描写をもとに、ウサギ=ナランチャ説を徹底考察!
共通点からあえて「真逆」に設定された対比構造まで、その繋がりを解き明かします。

※この記事には『The JOJOLands』第6巻までのネタバレが含まれます。
 未読の方はご注意くださいッ!

ウサギ・アロハオエとは?


『ジョジョの奇妙な冒険 ザ ジョジョランズ』1巻(荒木飛呂彦/集英社)より引用

ウサギ・アロハオエ は、
『ジョジョの奇妙な冒険 Part9 ザ・ジョジョランズ』に登場する主人公チームの一員。

名前の「アロハオエ」はハワイ語で「さようなら、愛する人へ」という意味。
ハワイ王国最後の女王リリウオカラニが作曲した有名な楽曲タイトルでもあり、
「別れ」と「再会への願い」が込められています。

この名前自体が伏線である可能性も考察されています。

〇年齢
ナランチャと同じ17歳

〇性格

常にハイテンションでジャンクフードを口にしているチャラい少年。
「チィィ~~~~~すッ いやぁ~~ゴメ~~~~ン」など、言葉に”~”が入る話し方をする。
しかし、メリル・メイ校長からの評価は高く、良い生徒で役に立つと保証されています。
実際、溶岩の仕組みやスタンド攻撃の分析など、物事の本質を見抜く力に長けており、彼の頭の良さや知識は主人公チームにたくさん貢献しているよう。
一方で、飛行機の便を遅刻したり、目立ってはいけないことになっている公共の場で持ち込んだカップヌードル零すという失態を侵すなど、マイペースな一面があり、しっかり者のドラゴナからよく怒られています。

また、ジョディオの兄、ドラゴナをピンクちゃんと呼び、好意を抱いている。
チームの中で一番、感情表現が豊かなキャラ。

〇スタンド能力

『THE MATTE KUDASAI(ザ・マッテクダサイ)』
他人が「欲しい」と願ったものをその場にある別の物体(カメラや変身ベルトなど)を変身させて作り出す能力。
ただし、ウサギ自身の願いでは発動できないという制約があります。
鳴き声は「ニュン」や「ニュゥウン」

〇チーム内ポジション

ムードメーカー的存在。
ジョディオやドラゴナ、パコにとって、新メンバー。
『THE MATTE KUDASAI』を防犯カメラに変身させ、身バレ防止のために偽の映像を作成するなど、補佐的な役割が多いです。

〇怪しい点

主人公チームは、家庭に問題を抱える少年がメリル・メイ校長による勧誘で加入するケースが多いです。
ウサギは、父親がバスに弾かれて亡くなっているが、保険金を母が受け取り、お金には困っていない様子。
何がきっかけで彼がここにいるのかは明らかにされていないです。

 魂の継承を感じさせる「共通点」

〇服装

・5部のナランチャ:ヘアバンドのような装飾や、少し露出のある独特なファッション。
・9部のウサギ:全身緑タイツの少年。

ウサギの服装は、ナランチャのシルエットを現代のハワイ風にアップデートしたようなデザインになっています。

〇年齢
ナランチャ、ウサギともに17歳です。
〇常に何か食べている

ナランチャが常に音楽を聴いていたような感じでしょうか。
ウサギは常にジャンクフード的な何かを食べています。

新しい仲間として紹介されるシーンですが、
メリル・メイ校長の部屋に食べながら入室しています(笑)

※↓初モグモグシーン。微笑ましいですね♡

『ジョジョの奇妙な冒険 ザ ジョジョランズ』1巻(荒木飛呂彦/集英社)より引用

〇キレた時の反応

ナランチャはズッケェロや敵と勘違いした通行人を蹴っていましたが、
ウサギも同じような気配がします。

・敵を蹴るナランチャ ※↓敵と勘違いされた通行人です。


©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会

・ルルちゃんの背後の地面を蹴るウサギ

『ジョジョの奇妙な冒険 ザ ジョジョランズ』6巻(荒木飛呂彦/集英社)より引用

〇スタンド攻撃の餌食になりやすい

5部のナランチャ:
・ズッケェロによるヨット戦で、一番最初の犠牲者となる
・電車でのザ・グレートフルデッドにより、序盤に老化する
・飛行機でのノトーリアスBIGでは、ミスタと共に先行で大ダメージを受ける

9部のウサギ:
・岸辺露伴の別荘に侵入した際、最初にヘブンズドアで本にされた。
・登記所のDEEDに潜んでいたルルちゃんのスタンド「バグス・グルーヴ」によって、
肺から心臓へと組織を順番に破壊するスタンド攻撃を先行で受けた。

5部では、仲間と全員でいる時にナランチャ先行で重症ダメージを食らうことが多かったですが、9部のウサギも同じようなポジションだと言えるでしょう。

 

 設定が鏡合わせ

〇レンタカー

・5部 ナランチャはフーゴに手配してもらったレンタカーでお遣いに行く。
・9部 岸辺露伴の別荘へ行くため、
ウサギがレンタカーを手配する

〇教養

・5部 ナランチャは学校に行っていなかったので勉強ができない。
・9部 ウサギは学校に通っている。知識がある。


『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』3巻(荒木飛呂彦/集英社)より引用


ジョジョの奇妙な冒険 ザ ジョジョランズ』1巻(荒木飛呂彦/集英社)より引用

勉強が苦手だったナランチャに対し、
ウサギは学校に通い、豊富な知識を持つ「頭の回る」キャラクターです 。
ウサギの頭の良さは、キャット・サイズの攻撃を切り抜けることができたり、
溶岩の性質を知ることができたりと、重要な役割を果たしています。

〇父母との関係

・5部 ナランチャは母を病気で亡くし、父親からは突き放され、家出する。
・9部 ウサギの父親はバスで弾かれて亡くなり、保険金で母親と暮らしている。

家族との関係も、鏡合わせのようです。
ナランチャは父との確執がきっかけで道を外れましたが、ウサギの父は真面目な建設業者。
ウサギの父親が亡くなった後も、母親に保険金が入って、お金には困っていないようです。

前世では父親との絆がなく社会からこぼれ落ちた魂が、
今世では父親が残した愛(仕組み)によって学校に通い、ジャンクフードを口にできる生活を送っている……。

この対比は、荒木先生の優しい「書き換え」のようにも感じられます。

 

 なぜ「真逆」?一巡後の世界で変化したウサギの設定

ウサギの正体はナランチャが手に入れた「IFの姿」説

見た目やノリはナランチャ、でも中身はハイスペック。

 ウサギ・アロハオエは、ナランチャ・ギルガがもし『教育』や『親の愛』を普通に受けられていたら
到達していたかもしれない、
IFの姿なのかもしれません。

あのナランチャの純粋な「仲間想い」はそのままに、社会を賢く生き抜く「知性」と「自立」を手に入れた姿。
それがウサギ・アロハオエの本質ではないでしょうか。

 

ナランチャだけでなく、フーゴもカモフラージュされている説

服装はナランチャ風ですが、顔立ちや前髪はフーゴに似ている……。
フーゴの面影のまま、表情豊かなナランチャ風になった感じ。

先ほど紹介したナランチャの鏡合わせの設定として挙げた特徴は、
第5部のパンナコッタ・フーゴにも当てはまります。

・レンタカーを手配する
・頭がよくまわる、賢い

これらは、5部のフーゴと同じ設定です。

もしかするとウサギは、一巡前の親友二人の要素を一人に凝縮したような、
究極のハイブリッドキャラなのかもしれません。

 

 まとめ

ウサギ・アロハオエは、ナランチャが夢見た「IFの姿」

ここまでウサギとナランチャの共通点、
そしてあえて「真逆」に設定された対比構造を見てきました。

これらを繋ぎ合わせると、一つの感動的な仮説が浮かび上がります。 

ウサギ・アロハオエという少年は、
「もしナランチャ・ギルガが、奪われることのない環境で育っていたら?」という、
一巡後の世界における”答え”なのではないでしょうか。

5部では叶わなかった学校に通って、故郷の料理を食べたいという願い。

ウサギが仲間たちとモグモグと食事を楽しみながら、
物語の最後まで駆け抜けてくれることを願ってやみません! 

今度こそ、最後まで

5部では、ボス撃破の目前に惜しくも退場してしまったナランチャ。 

『ジョジョランズ』でもウサギは真っ先にダメージを受ける損な役回りですが、
今の彼には、前世にはなかった「知恵」があります。

今度こそ、仲間全員で最後まで生き残って、美味しいものを食べ続けてほしい!

皆さんは、この二人の繋がりについてどう思いますか?
ぜひコメント欄で皆さんの考察も教えてくださいッ!

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